導入事例 | WOVN.io | Web サイト多言語化・翻訳対応ソリューション

訪問者や住民に足立の情報を多言語で発信(足立区観光交流協会) | 導入事例 | WOVN.io

作成者: 大森|Mar 31, 2018 3:00:00 PM

観光客・地元民に向けた情報サイトを運営

WOVN.io を導入いただいた「あだち観光ネット」とはどんなサイトですか?

「あだち観光ネット」は、一般財団法人足立区観光交流協会が運営する、来訪者や住民のためのお出かけ情報サイトです。昨年度、約66万人の皆さんに楽しんでいただいた「足立の花火」などの区で行うイベントの最新情報もスピーディーに発信するようにしています。

足立の花火(Credit by あだち観光ネット)

また2016年のサイトリニューアル以後は、足立区ならではの個性豊かな銭湯、神社仏閣、季節ごとのお花見スポット、グルメ情報など、さらに多彩なコンテンツを提供しています。足立区内外を問わず、より多くの人々が足立区を楽しんでくれると嬉しいですね。

「観光」というと、区外の皆さんを対象にするイメージがあるかもしれませんが、地域の皆さんにも楽しんでいただける情報も掲載するように心がけています。というのも、それが結果的に地域の魅力の再発見につながり、ひいては観光客の方にも足立を楽しんでいただくきっかけになると思うからです。

WOVN.io なら多言語化を意識しないで、複数言語でコンテンツを作れる

多言語化をしようと思ったきっかけを教えてください。

あだち観光ネットは今まで、英語での情報提供はほとんどしていませんでした。しかし、日本全体として訪日観光客が増加している現状があります。そのため、花火をはじめ、外国人の方にとっても魅力的な足立区の観光資源を知っていただくためにも、サイトの多言語化は必要だと思いました。

とはいっても、すべてのコンテンツを多数の言語に翻訳するのは、費用対効果の観点から難しかったんです。せいぜい花火などの一大イベントのみのページを作るくらいが限界だったと思います。

そんなときに他の区の観光協会の方と情報交換をしていて、たまたま WOVN.io をご紹介いただきました。これなら日本語のコンテンツを投稿するだけで自動で複数言語に翻訳してくれますし、英語なら英語に翻訳されたコンテンツとして扱ってくれるため、外国語での SEO 的にも有効という点も評価させていただき、採用を決定しました。

サイトの構築は外部業者にお願いしているのですが、導入に際して複雑なことはなく、作業に長い時間を要することはありませんでした。WOVN.io を導入したあとは、多言語化を意識しないで、複数言語でコンテンツを作れるところが当初の期待どおりでした。また WOVN.io は、自動翻訳のあとに手動で修正することもできますが、このときに使う「ライブ編集機能」も直感的でわかりやすいですね。

とは言っても、コンテンツが多いのと、自動翻訳の性能も悪くないというのもあって、手動での修正は滅多にしていません。花火などの大きなイベントのときに少しだけ修正するくらいです。

WOVN.io を導入されて、効果を実感したことはありますか?

時期によって増減はありますが、サイト全体の5%ほどは WOVN.io を使ってご覧いただいているようです。また導入前にはなかった、外国語でのお問い合わせが少しずつ増えてきています。WOVN.io を使った多言語化には、全体的に満足していますね。今後の課題としては、多言語化されたサイトのSEO対策をもっと詳しく見ていくことです。

それにつきましては「英訳されたコンテンツの検索」「Google Analytics での分析の仕方」など、我々にもノウハウが溜まっています。導入が終わった後も継続的に、ぜひお気軽にご相談ください。本日はありがとうございました!

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト

情報サイト「あだち観光ネット」
URL:https://www.adachikanko.net
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