ライヴポケット(LivePocket)は誰でも簡単にチケットを販売できるサービスです。エイベックスという冠もあるので、音楽イベントに特化しているのが特徴で、ライヴハウスのイベントが中心になります。現在は、全国100館以上に支持をいただいていて、ライヴポケットを通してチケットを販売していただいております。
また、ライヴハウスのイベント以外にも、第一線で活躍されているアーティストさんのイベントにも利用されています。
チケット自体、オフィシャルサイト経由で販売されるケースがほとんどで、様々なプレイガイド(チケット販売所)にチケットを預けて販売をしなくても、結局はオフィシャルサイトで売れてしまう、という現状があります。 なぜなら、アーティストからの情報発信をきっかけに、ユーザーはイベントを知ってチケットを購入する、という流れがほとんどだからです。
申請から販売まで時間がかかるプレイガイドと比べて、登録したらすぐに販売が開始できるライヴポケットは、「なるべく簡単に、スピーディーにチケットを売りたい」という主催者側のニーズに応えられるため。支持されているのだと思います。
また、ユーザーは、従来のプレイガイドで購入するよりも、面倒な手間がなくチケットを購入することができます。SNS などでアーティストのライヴ情報を見つけたら、すぐにスマホでポチポチしながら購入できる、そんな手軽さが支持されているのだと思います。
海外向けのファンクラブを推進していることもあり、「英語対応できないか?」という声が社内からあがりました。海外から来日される方が増えている中で、アニメやアイドルといったサブカルチャーに触れることを目的に来られる方も多くいらっしゃいます。日本は聖地ですので。そういったニーズも踏まえて多言語化しました。
“Ultra Japan”のような大きなイベントでは、飛び抜けて海外の方への販売数が多いですが、全体的に見るとまだまだそんなに多くないのが現状です。まずは海外にもファンを作る・知ってもらうというところで、アーティスト側の希望に応えることが大切ですね。
予算が多くない中でとにかく始めなければいけない、開発コストがなるべく低くてスムーズにいくものがないか、と探していました。他にも色々なサービスがありましたが、CMS に近いものが多く、それだと導入工数が多くなりそうだな、と思いました。また、そういった大手さんが出されているサービスは導入価格帯がとても高かったです。海外ツールもありましたが、サポートの面で導入するのは怖かった・・・。そうやって様々なサービスを比較検討した結果、コストやサポートの面で一番ニーズに合った WOVN.io を選びました。
24時間、365日動いているサービスなので、利用いただいている皆様にご迷惑がかかってしまうことを考えると、サービスを止めて新しい機能を追加することは簡単にはできない環境でしたが、WOVN.io は1行のスクリプトだけで問題なく導入できました。
WOVN.io を導入するにあたり、システムとの相性もあるので様々な課題がありましたが、WOVN.io のサポートチームが弊社のニーズをヒアリングして、1個1個問題を解決していただき、すごく助かりました。
サービス開始当初から、2倍以上の成長を続けています。今では月間300万 PV あり、社内売り上げ10%にまで成長しました。去年は劇的にアクセスが増えたので、アクセスとセキュリティ部分を強化していくことに力を入れていました。
人気のアーティストでも、お客さんとの距離感を大事にしたい、と数百人しか入らない会場でライヴをやるときがありましが、そういう方のチケットの発売日はアクセスが殺到して大変です。
そういった大規模アクセスがあっても、WOVN.io の自動機械翻訳はしっかりと機能していましたので、どんどん増えていくコンテンツに対し翻訳が滞らずに済みました。
言葉の壁をなくすことで購入者さんが増え、チケットが1枚でも多く売れることに繋がっていけばと思います。イベントの主催者の方にお金が戻ってくれば、新たにいいものが創れるようになります。エンターテインメントはボランティアではないので、お金がないと始まらない。だから、1枚でも多く売れるようなサービスになりたいと思います。
音楽の中小規模のイベント・ライヴで No.1を目指し邁進していきます。利用していただいているお客様がもっとチケットを買いやすい、そして主催者の方が売りやすい環境をつくっていきたいと思います。
■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
デジタルチケット販売サービス「ライブポケット」
URL:https://t.livepocket.jp
※外部サイト へ移動します