導入事例 | WOVN.io | Web サイト多言語化・翻訳対応ソリューション

予約システムの多言語化で、インバウンドのコト消費に対応(株式会社リザーブリンク) | 導入事例 | WOVN.io

作成者: 大森|Aug 31, 2017 3:00:00 PM

業界大手〜中小企業まで導入している、予約に特化したサービス

「ChoiceRESERVE」(チョイスリザーブ)とはどのようなサービスですか?

百貨店のコンシェルジュ相談、大手食品メーカーの工場見学、文化体験・アクティビティなどの着地型商品、はたまた数万人規模の社内健康診断など、業種を問わず、サービス提供者に発生する「予約管理」という業務にまつわる課題を解決するクラウドサービスです。

ChoiceRESERVE の場合、ただツールを使っていただくブログサービスのようなセルフサーブ型ではなく、予約のプロがお客様のご状況をしっかりヒアリングしながら、課題解決に向けて並走するスタイルをとっています。

業種・規模問わず様々なシーンで利用されている予約管理サービス「ChoiceRESERVE」

お客様の要望を叶えるため、見つけたのが WOVN.io

WOVN.io との連携のきっかけは何ですか?

ChoiceRESERVE の原型はまだ受託開発をしていた15年前に遡るのですが、当時は日本語以外で予約をとるお客様を想定せずにサービス開発を進めたため、多言語対応はしていませんでした。

ある日、体験型プログラムを観光客に提供するクライアントから「日本人だけでなくオーストラリアや中国のお客様の予約をきちんと取れるようにしたい」とご要望があり、多言語サービスを色々と探していて出会ったのが WOVN.io です。

予約ページが日本語しかないと、外国人のお客様は予約自体を諦めてしまうケースがあります。中には電話で問い合わせをしてくれるお客様もいますので、クライアントは今まで外国語ができるスタッフを常に配置する必要がありました。

結果的に人手がかかってしまうのでは、予約管理システムを作る人間としては、本来提供している価値が半減してしまっていることに悩んでいました。そんなとき WOVN.io がその問題をすぐに解決してくれたので助かりました。

時間・コストのかかる多言語機能の追加開発は非現実的、 WOVN.io でスマートに解決

自社で多言語のシステム開発をする計画はありましたか?

当時の ChoiceRESERVE の状況では、多言語対応の予約システムをゼロから開発するのは、そのコストとマーケットニーズを比較した場合に、なかなか開発の優先順位が上がりにくい分野だと考えていました。餅は餅屋で、ChoiceRESERVE としては、本業である予約のコア開発と、ソリューションとしてのサービス開発に集中したいからです。

それに言語は、英語や韓国語だけでなく、中国語には簡体字と繁体字がありますし、アラビア語、タイ語など、サービス提供者のターゲットによって必要な言語と商習慣が変わってくる、、となると、それは多言語化のプロである WOVN.io の技術力&サポート力に頼るべきだと考えています。

実際に WOVN.io を使ってみていかがでしたか?

クライアントに使っていただけるか確認するため、まずは自分で WOVN.io のアカウントを取得しました。ChoiceRESERVE の管理画面に WOVN.io のタグを貼ったところ、ピコッと瞬時に言語切替のウィジェットがでてきて「これはすごいぞ、いける!」となりました。(笑)

ChoiceRESERVE は、もともと管理画面で設定をカスタマイズできる構成になっていて、外部ツールのタグ挿入も可能なのでスムーズに連携が出来ました。汎用性の高い WOVN.io は使いやすく、相性が良かったですね。「知っていれば自社のサイトやシステムを多言語開発する必要なかったのに!」という企業は他にもたくさんあると思います。

親身にクライアントをサポートしてくれるので、安心して WOVN.io を案内できます

実際に WOVN.io を導入したクライアントの反応はいかがでしたか?

我々はクライアントに WOVN.io というサービスとご担当者のことをご紹介するだけで、その先の導入前の説明や、導入時・導入後のサポートも WOVN.io 側が非常に丁寧にやってくれるので、クライアントも安心してご利用いただけているようです。

冒頭でもお話させていただいたように、ChoiceRESERVE はお客様と弊社スタッフが並走するスタイルをとっているので、このような WOVN.io の対応はとても心強いです。

WOVN.io を導入したことで、訪日外国人の方が多言語予約ページからご自身でウェブ予約ができるようになり、サービス提供者は外国語が話せるスタッフを常に配置したり、母国語以外の電話対応であたふたして、予約受付ミスや機会損失を起こしてしまうことが減った、という声も伺っています。

WOVN.io は多言語のメリットと付加価値を生み出してくれる

WOVN.io の料金体系はいかがでしょうか?

妥当な金額なのではないでしょうか? 重要なのは、予約サイトの多言語化によって、売上の機会損失を防いだり、予約者がしっかりサービス内容を把握することで安心して確実に予約がとれるかどうかだと思います。

実際に、我々の予約システムと一緒に WOVN.io を併用して多言語予約ページを公開している事例が増え続けています。 WOVN.io はクライアントに付加価値を生み出してくれていると感じています。

翻訳の内容を自身でコントロールできるので、意図をしっかり伝えられる

クライアントが喜んでいる WOVN.io の機能はなんですか?

観光業界のクライアントは特に、サービス内容やキャンセルポリシーなどのルール、サービスが提供される場所、地名やプラン名などの固有名詞を正確に伝えたいと考えています。

例えば、とあるラフティングサービスは「6歳以上でないと利用できない」「当日は濡れても良い動きやすい服装で」「ツアー料金に、サービス特典として写真が含まれている」といった具合です。

WOVN.io なら機械翻訳の内容を編集することもできますし、辞書機能で事前に登録しておくこともできますので、ただ翻訳するのではなく、本来の意図や正確なサービス内容を伝えられる点で、クライアントにも WOVN.io 導入のメリットをご理解していただいていると思います。

WOVN.io はクライアントの課題を一緒に解決してくれる、多言語対応のスペシャリスト

これからの WOVN.io に期待することはありますか?

「WOVN.io」という多言語化ツールを単にクライアントに提供するのではなく、クライアントの課題を一緒に解決したいと思っています。

例えば、予約システムだけを動かしても予約が増えるわけではなく、ウェブで集客するのであれば、集客用の着地ページも多言語化に対応する必要があると思います。

WOVN.io は導入実績から見ても、サイト多言語化に関する幅広い知見とノウハウをお持ちですので、心強いパートナーとして、クライアントの課題を一緒に解決していきたいです。

あとは予約完了時に送られる自動配信メールの多言語化の開発が進んでいると伺っておりますので、それを楽しみに待っています!

訪日外国人の「コト消費予約」をよりスムーズに、使いやすく

リザーブリンクさんが考える、これからの「多言語化」展望を聞かせてください。

最近の訪日外国人の傾向として、ただ都市を周遊・観光するというよりも、滞在する宿泊施設を拠点として、日本の文化や歴史に触れられるアクティビティやツアー、博物館や工場見学訪問などの体験型サービスの需要が増えているそうです。

そうなると必然的に、体験型サービスの予約サイトもインバウンド対応が必要になってくると考えています。商品を購入する際は、それがモノでもコトでも、ウェブでもリアル店舗でも、使い慣れた言語で取引できるのは安心ですよね?

訪日外国人の方に関して言えば、せっかく日本に興味を持ってくださっているのですから、言語によるストレスやコミュニケーションミスを減らし、旅行や文化体験が更に楽しいものになるようにご支援したいです。