デジタルマーケティングにおいて、グローバルサイトの現地語対応は必須 ~各地域で統一された Kawasaki ブランドをより理解いただけるように~

CaseStudy - KV - 川崎重工業

課題

- 多言語サイト構築にあたり、翻訳・管理にかかるコストを削減したい

 

解決策

- 既存サイトへの言語追加対応を容易に実現できる WOVN.io を導入

- 翻訳・管理コストをかけずに多言語対応できる WOVN.io を導入

結果

- 翻訳の管理や運用にかかる工数も最小限に抑えられるように

グループ・ミッションに「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」を掲げる川崎重工業株式会社(以下 川崎重工)。製造業のグローバルトップ企業のグローバルサイト統合にあたり、WOVN.io を導入しサイト多言語化を同時に実現しました。現地語対応の重要性・解決できた課題についてお伺いしました。

デジタルマーケティング強化に伴い、Kawasaki ブランドのイメージを統一したグローバルサイトへリニューアル

川崎重工のロボットディビジョンは、7割以上が海外へ出荷されるほど、海外のお客様からのニーズが高い事業の一つです。デジタルマーケティングは5年ほど前から、アメリカを筆頭に積極的に推進し始めました。それまであまり需要が無いと思われていましたが、Web サイトを通じた商品購入やお問い合わせをいただく機会が増加してきたことから、改めてデジタルマーケティングの重要性を実感し、アメリカに次いで日本やヨーロッパでも推進していくこととなりました。そして海外での競争力を高めるために、デジタルマーケティング強化を目的としたグローバルサイトのリニューアルを実施しました。

サイトリニューアル前は、アメリカのサイトが強すぎる(ヨーロッパ地域からのサイト検索でもアメリカサイトの方が検索上位に表示されてしまう)ことが課題でした。そのため、ヨーロッパ地域からアメリカサイトへ問い合わせが来てしまうという、ちぐはぐな状況も生まれていたんです。その課題を解決するべく、一度は各現地の Web サイトガバナンスを強化しました。

そこでまた新たな問題が発生しました。これまで現地の Web サイトは、発信するコンテンツ内容やサイトデザインもバラバラだったのですが、サイトガバナンス強化により自由度が一気になくなってしまい、現地従業員から不満の声が上がってきてしまったんです。

なので今回のサイトリニューアルにおいては、統一された Kawasaki ブランドの中で“統制と自由度 ”のバランスの取れたグローバルサイト構築を目指しました。

 

英語だけでない、グローバルサイトにおける現地語対応の重要性

グローバルサイトリニューアルプロジェクトの中で、ヨーロッパの現地語対応は必須条件でした。ドイツの現地法人からも、製品情報をきちんヨーロッパ各言語で発信したいという要望があがっていましたし、やはり現地語でないと Web での検索に引っかからないので、 SEO 対策という面においても必要でしたね。

現地語対応がされていない、英語対応のみのグローバルサイトは、私たち日本人も一度は閲覧した経験があるんじゃないでしょうか。閲覧した時は、100%ではないがなんとなく書いてあることが理解できる、と感じますよね。それと同時に、日本語に対応されていれば圧倒的に内容を深く理解できるようになるし、内容理解にかかるスピードも上がるのに、とも思うはずです。

現地語対応は、ドイツ現地法人の社長経験者が日本に帰任し、ロボット事業全体の責任者となったことでより推進されました。実際に現地語対応の必要性を実体験として感じていたので、むしろ対応が遅いんじゃないかとすら言われました。

 これらの理由を踏まえて、それがたとえ機械翻訳であったとしても現地語対応は行うべきという方針になりました。

 

サイト構築や翻訳にかかる工数・コストを削減可能な WOVN.io を採用

 サイトリニューアルにあたり、それまで使用していた CMS では構造的に対応言語数を増やすことが難しいことがわかりました。言語対応するためには新たに CMS を構築するコストが余計にかかってしまいますし、効率的ではないと判断しました。また各国で独自に Web サイト運用を行っていた時は、翻訳対応を現地従業員が人力で行っていたため、翻訳工数もとてもかかっていました。そこで新しい CMS の導入とともに、その CMS にも対応可能な WOVN を導入することで、“統制と自由度”のバランスを取ることにしました。

選定に際しては、今後の運用も踏まえ、

  1. 既存のグローバルサイトへの言語追加対応を負荷をかけずに行える
  2. 言語追加対応に伴う翻訳・運用コストを抑えることが可能

という要件を満たせる Web サイト翻訳サービスとして WOVN.io の導入を決めました。

実は、WOVN .io の導入検討当初は“サイト多言語化なのに、日本のサービスで大丈夫なのか”という懸念の声も上がっていました。ですが、管理画面の操作の容易さやサポートの英語対応がきちんとされている部分をみて、導入を進めることができました。

 

現地語対応の日常化、現地でのお問い合わせはきちんと現地支社へ届くように

WOVN.io 導入後に現地の従業員から“きちんと現地語対応されていて嬉しい”と良い反応をいただきました。その後は特にクレームもなくサイト運用ができています。グローバルサイトの現地語対応が日常化されはじめてきていると実感しています。

地域によって機械翻訳メンテナンスの度合いは異なりますが、現在は基本的に機械翻訳をベースに運用をしています。なので、翻訳の管理や運用にかかる工数も最小限に止めることができています。元言語が英語の場合、ヨーロッパ言語への翻訳は機械翻訳だけでもかなり高い精度を出せるため、全体的には運用が非常に楽になっています。

各支社の運用担当者とは定例会を開催しコミュニケーションを取っていますので、どんな方が担当者でどんな個性を持っている方なのかは互いにわかっている分、親近感は感じていますし、サイト運用における意見交換も行っています。実際に今回の対応言語(英語をもとに、スペイン語、デンマーク語、イタリア語、フランス語、ポーランド語、繁体字に翻訳)についても現地従業員と意見交換をして選定しています。

今後も多言語対応したグローバルサイトを展示会や営業資料など、あらゆる場面において積極的に活用を推進していきたいと考えています。

(取材日:2022年2月)

 

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト

グローバルサイト
URL:https://kawasakirobotics.com/
※外部サイト へ移動します

KHI

 

導入事例 - KHI 

川崎重工業株式会社

https://www.khi.co.jp/

国: 日本

業種:製造業

従業員規模:1,001名〜

陸・海・空、そして遥かな宇宙から深海にまで。多彩な製品を送り出す“Kawasaki”ブランド。これまで130年以上にわたって培ってきた豊かな技術・経営資源を結集し、これからもグローバルに事業を展開し、世界の人々の「未来」を創造する。

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山下 まいかさん

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