導入事例 | WOVN.io | Web サイト多言語化・翻訳対応ソリューション

WOVN.io導入により、すばやく4言語でイベント情報発信が可能に!(株式会社東京ドーム) | 導入事例 | WOVN.io

作成者: 大森|Nov 30, 2019 3:00:00 PM

東京の「ど真ん中」という好立地をフル活用し、日本初の全天候型多目的スタジアムである東京ドーム、LaQua(ラクーア)や MEETS PORT(ミーツポート)、東京ドームシティ アトラクションズ等、レジャー・アミューズメントの優良コンテンツを展開している東京ドーム。WOVN.io 導入でタイムリーな情報発信を実現できるようになり、海外からの Web サイトアクセス数の増加はもちろん、外国人利用客の増加に繋がったというお話をお伺いしました。

面白いことに飛び込んでいける、遊びを追求したプロ集団。都心の真ん中で、常に新しいエンターテインメントを生み出していく。

半田: 東京ドームグループの最近の取り組みとしては、2019年3月に熱海最大級の日帰り温泉施設「オーシャンスパ Fuua(フーア)」を中心とした「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」をオープンしました。熱海といえば、家族で楽しむ昔ながらの温泉街というイメージが強いですが、この施設のメインターゲットは女性客です。今までの熱海にはない新しいコンセプトを掲げた施設ですので、新しい熱海を牽引する施設になればと思っています。

弊社に入社する人って結構特殊なんですよね。小さい頃からなりたい職業として憧れて入社する人はあまりいないので。じゃあどういう人の集まりかっていうと、何に対しても興味を示して面白いことに飛び込んでいく人が多いと思います。そしてそれが事業に繋がっている部分がありますね。

岩瀬: 都心の真ん中にこれだけの土地を持っていて、エンターテイメントを提供できる場所は他になかなかないと思っています。そして非常にアクセスも良い。そういった環境の中で、私が欲しいなと思ったものはみんなも欲しいはず、という感覚で様々な分野の業務に携わることができるのが弊社の魅力でもありますね。

多言語情報の必要性は認識。しかし、とにかく”手間”と”時間”がかかる。

岩瀬: もともと Web サイトをフルリニューアルする予定があって、併せて WOVN.io を導入しました。現在は日本語を含め、英語・簡体字・繁体字・韓国語の5言語で公開しています。

WOVN.io を導入する前は、5言語すべてのページを HTML から制作していました。5つ Web サイトを作っているようなイメージです。その分コストもかかりますし、HTML を書くにしても CMS で対応するにしても5言語分に対応しなければならない体制だったこともあって、とにかく”手間”と”時間”がかかっている状態でした。情報がタイムリーに出せないため、日本語以外の4言語のサイトに関しては、そもそものサイトの作りを簡素にして、それほど更新しなくてもいいようなサイト構成をとっていましたね。

そうは言っても、例えばイベント情報などは、”今”、タイムリーに出す必要があります。タイムリーさが必要な情報と、情報を出すまでに時間がかかってしまうサイト構成という、両者のジレンマを抱えていました。

田中: 当時は頻繁に更新できなかったため、Webサイトには更新の必要のない情報を掲載していました。更新するときには、半年あるいは一年分の情報をまとめて一気に出すので、お客様からすると自分が見たい情報を探しづらいという状況でした。

半田: とはいえ、東京ドームシティを訪れる外国人のお客さまは年々増加しています。例えばラクーアを歩いていても、体感では2割ほどが外国の方。2020年に東京オリンピック・パラリンピックも開催されるため、それに伴いより多くのインバウンドの来場が見込まれますし、多言語での情報提供は非常に重要だなと感じていました。

WOVN.io の導入で、情報更新スピードの問題を解決します。

岩瀬: そんな中、多言語の重要性、コスト感のよさ、そしてスピード、いずれも解決してくれる WOVN.io を導入しました。使えば使うほど東京ドーム特有の翻訳情報を WOVN.io が蓄積してくれて、どんどん翻訳が楽になっていくのもいいですよね。

そして何より、先ほど申し上げたスピードの問題が解決できました。日本語でベースのページを一つ作ってしまえば、WOVN.io を介して、比較的早く4言語に翻訳することができ、翻訳後はすぐに Web サイトへ掲載できるようになったので、圧倒的な手間の削減に繋がりました。 Web サイト全体としては、日本語サイトおよび多言語サイトで、月に1,000以上のコンテンツの更新をしているので、以前と比べると、各段に更新頻度がアップしましたね。

田中: スピード感が上がって更新できる内容が増えたことで、現在社内の色々なところから「これも多言語化したい」という要望が上がってきています。例えば東京ドームシティアトラクションズからは園内スケジュールを丁寧に説明したい、VR 体験では注意事項をしっかりと説明できる体制にしたい、といった具合です。

岩瀬: Web サイトへの海外からのアクセス数もリニューアル前と比較すると2倍以上になりましたし、多言語化のニーズはすごくあるなと実感しているところです。 とはいえ、ページ内の全ての情報を多言語で発信する必要はないこともあり、今はインバウンドから欲しがられている情報は何かを考えて、発信したい内容を精査し、掲載していくという時期に入りました。

多言語化によるホスピタリティで、東京ドームシティを発信する

半田: 仮に自分が英語圏でない国に旅行にいくとき、日本語の案内があったら安心しますし、そもそも日本語の表記があるホテルを選ぶ方もいると思います。外国の方が日本に来るときも同じで、自分の国の言語で案内されたら安心するはずです。

東京ドームシティは場所がら、インバウンドも、日本に居住されている外国人も、自然と増えてきています。弊社の経営理念では「お客さまと『感動』を共有する」と謳っていまして、当然それは日本人でも外国人でも変わりません。だからこそコンテンツをしっかりと多言語化し、ホスピタリティをもって丁寧にお迎えしなければなりません。

この施設がどういった施設なのか、どんなコンテンツがあるのか、どのように過ごしてほしいのか。そういったことを日本語でも外国語でもしっかり伝えて、皆さんに東京ドームシティを楽しんでいただきたいと思います。

(取材日:2019年10月)

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト

東京ドーム公式サイト
URL:https://www.tokyo-dome.co.jp/
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