導入事例 | WOVN.io | Web サイト多言語化・翻訳対応ソリューション

商品 DB の多言語化を実現!リアルでも Web でも活用できるデータを資産化し、「良いモノを、早く、安く、必要な分だけ母国語で届けたい。」 (トラスコ中山株式会社)| 導入事例 | WOVN.io

作成者: 大森|Aug 9, 2022 3:02:24 AM

モノづくり現場を陰から支えるプロツールの専門商社であるトラスコ中山株式会社。オレンジブック.com での取扱商品は、300万点以上。国内外のお客様に良いモノを、早く、安く、必要な数だけお届けすることで、多くのお客様の信頼に応えています。今回、WOVN を活用し多言語商品 DB を作成することで、EC サイトだけでなく、カタログやチラシなど様々な販促ツールを多言語展開できるようになった、というお話を伺いました。

 

スピーディーに商品を海外展開するため、資産として多言語での商品情報 DB が必要だった

上條:

海外部では、工場消耗品 MRO(Maintenance Repair and Operations)を海外に販売する事業を行っています。タイ、インドネシアにある現地法人での展開の他、現地法人がない国への販売なども管理しています。

三葉:

私の所属する海外販売課では、現地法人がない国、例えば中国、韓国、フィリピン、アメリカなどの18ヵ国に対して商品を販売しています。

上條:

弊社で海外向けに運営しているECサイト、 "きっとある" が由来の「KITAL(キッタル)」。KITAL は、例えば海外ディーラーがユーザーから依頼されたお目当ての MRO 商品を探す際に、自国の通貨(対応通貨:USD、EUR、JPY)で購入でき、母国語で商品の詳細情報が読めるといった利便性の高いサイトとして活用いただいています。

ただ、メインの販売ルートは Web ではなく、営業活動が中心です。現地法人のある国では、8~9割ほどがカタログを利用した営業のため、海外への営業を強化しようと思うと、どうしても商品情報の翻訳が必要で、商品情報を翻訳資産として管理できるようにすることが1番の課題でした。

弊社の紙カタログ「トラスコ オレンジブック」では、約2,000社のメーカーから仕入れた50万点のアイテム掲載、また国内向け EC サイト「オレンジブック.com」では、直送品や取り寄せ品を含めた300万点の商品を公開しています。さらに今後は取扱商品点数を1,000万点まで増やしていこうとする中、これまで通りのやり方で翻訳データを準備していては、コストも時間も事業のスピードに合わなくなってしまいます。スピーディーに海外展開を行う上では、事業スピードに合わせて同じような速度で翻訳を行っていく仕組みを考える必要があると感じていました。

 

販促ツールも基幹システムも日本語しかない状況を改善していくために商品 DB を多言語化

三葉:

WOVN を導入する前までは、基本的に販促ツールは日本語のみでした。過去に発刊した、英語版のカタログもありますが、掲載:数万アイテムとダイジェスト版であることに加え、情報が古く既に在庫がない商品もあり、そのまま営業利用はできませんでした。なので、海外向けに販促ツールを作成しようとすると、営業担当者が都度翻訳を行ったり、翻訳担当者に翻訳を行ってもらったりする必要がありました。場合によっては、お客様自身で翻訳を行っていただくこともありました。

また、見積を行う際に利用する基幹システムも日本語のみのため、見積を出した後に翻訳が必要になるなど、負担が大きい運用となっていました。WOVN 導入前から運用していた EC サイト「KITAL」については、英語での提供があったものの、商品数が限定的な上、利用者も限られているサイトのため、積極的な案内ができない状況でした。

こうした状況を打破するためには、やはり商品 DB を多言語化する必要があると感じ、具体的な方式を検討することにいたしました。

 

決め手は営業の提案力。実現したいゴールに寄り添い、スピーディーに多言語化できる WOVN を採用

上條:

多言語化に当たっては、直接、翻訳会社に依頼して多言語商品 DB を作成する方式や、Web サイトを多言語化する方式など、色々と比較検討しました。コストや時間をかければ実現できることも多くありましたが、スピーディーに多言語商品 DB を作成する、という要件に合致する方式にはなかなか出会えませんでした。

そんな中、WOVN と出会い、親切・丁寧に我々の意図を汲み取った提案をしてくれたことが決め手となり、WOVN の導入を決めました。ほんとうに、様々な角度から、色々な解決方法を提案いただき、これだったらいけるんじゃないか、というのを見つけることができました。Web 化が進んだ現代ではありますが、会社同士の取引において大切なのは、人と人との関係です。WOVN は「この人に任せておけば大丈夫」という安心感があったのがよかったですね。

また、コスト面・スピード面でも他社と比較して優れていると感じました。他の方式だと、システムの対応とは別に翻訳会社に依頼しなければならなかったり、言語毎にコンテンツを作成しなければならなかったり、Web サイトを多言語化した先のデータ管理が煩雑になったりと、どうしてもコストや時間がかかってしまう懸念がありました。その点 WOVN の提案は、我々が求める形式でファイル抽出する部分までを実現できるので、負担なく多言語化を実現できると感じました。 

 

リアルでは初めての多言語化カタログ作成。これまでよりも"低コスト"で"スピーディー"に"言語展開"できたのは、WOVN のおかげ

三葉:

導入に当たっては、翻訳したい商品情報を EC サイト「KITAL」に登録しています。現在は、1人で登録作業を進めており、2~3ヶ月で30万点以上の商品を登録しました。日本語で登録を行えば、WOVN が4言語に自動で翻訳を行うようになっています。その後、翻訳結果を抽出プログラムを利用してファイル化することで、4言語で翻訳された商品情報をファイル上で参照できるようになっています。

日本語の商品情報だけを登録するだけでよくなったことで、商品 DB を作成する手間もぐっと減りました。これまでは実現できていなかった中国語(簡体字)の商品カタログを作成し、会社として初めて、英語・タイ語・中国語(簡体字)の多言語カタログが作れるようになったのも、WOVN でスピーディーに多言語化できたおかげです。カタログの配布はこれからになりますのでどのような反響があるのかはまだ分かりませんが、これまでできなかった販促ツールの多言語化を実現できた、というのは素晴らしい成果だと感じています。今後も、タイ語の EC サイトへの活用など、さらにデータ活用をすすめられればと考えています。

上條:

これまでは、現地語でカタログを作成しようと思ったら、翻訳を依頼しなければならなかったため、どうしてもコストや時間がかかっておりました。今回の WOVN 導入により、これまでよりも低コストでスピーディーに多言語化できただけでなく、さらに言語の追加もできたというのは大きいですよね。今後の効果が楽しみです。

「いいモノを、早く、安く、必要な分だけ」は万国共通。海外にもスピーディーに魅力ある商品をお届けしたい

上條:

これまでの現地法人をおいてのビジネス展開に加えて、国際物流が急激に発展・成長したおかげもあり、近年では越境ビジネスが急拡大を感じています。中国、ASEAN、米国といった弊社の現地法人がない国については今後もさらに注力マーケットとして事業拡大を加速させていければと考えています。

良いモノを、早く、安く、必要な数だけ手に入れたいという思いは万国共通です。これからもお客様のビジネスを支えるプロツールを世界中の方に届けていくために、今回作成した商品 DB を活用していきたいですね。

(取材日:20227月)