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留学生の問合せが5倍、出願数も2倍に増加。WOVN.io を導入することで、25校を5言語に多言語化し、翻訳の負荷なく情報発信できる体制を構築できた。

課題
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留学生募集を強化する中で、母国語による情報発信の必要性が高まっていた
- 外部委託による翻訳では、更新のたびに費用・工数が発生し、多言語情報の更新が後回しになっていた
- 全国66校・数百〜1,000ページを超えるコンテンツを継続的に改善・運用するには、従来の翻訳体制では限界があった
解決策
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留学生ニーズの高い25校に WOVN.io を導入し、5言語での多言語サイト運用を実現
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翻訳フローを仕組み化することで、多言語サイトの継続的な運用・改善(PDCA)ができる環境を整備
効果
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翻訳の心理的・運用的な負担が軽減し、コンテンツ改善(PDCA)に集中できるようになった
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多言語サイト経由の問い合わせが約 5 倍に増加
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WOVN 導入後、留学生の出願数が前年比で約 2 倍に増加
学校法人三幸学園は、専門学校・大学・通信制高校などを全国に展開する総合学園です。少子化により学生募集を取り巻く環境が変化する中、留学生募集の強化に向け、デジタルマーケティングを軸とした情報発信に取り組んでいます。
その取り組みを進める中で見えてきたのが、留学生へ継続的に情報を届けるには、多言語での情報発信が欠かせないという課題でした。そこで同学園は、継続的な多言語情報発信を実現するため WOVN.io を導入。現在は留学生ニーズの高い25校で、5言語による多言語サイトを運用しています。
今回は、広報部でデジタルマーケティングを統括する川原様に、留学生獲得増にむけた多言語化の課題、留学生出願数 2 倍への拡大を実現された取り組みについて伺いました。
- 留学生募集を支えるデジタルマーケティング戦略と、多言語情報発信の重要性
- 翻訳がボトルネックに。外部委託では改善を続けられなかった理由
- 「翻訳」ではなく「運用」を変える。WOVN.ioを選んだ理由
- 改善を止めない多言語サイト運用へ。問い合わせ約5倍を実現
- 「日本語で発信するだけで OK」の環境を活かした情報発信を目指して
留学生募集を支えるデジタルマーケティング戦略と、多言語情報発信の重要性
学校法人三幸学園は、専門学校・大学・通信制高校などを全国に展開し、職業人の育成を行っています。これまで学生募集の中心は高校新卒の日本人学生でしたが、コロナ禍を経て、介護福祉や IT 分野など留学生との親和性が高い学科で、自然と留学生の入学者が増え始めました。
その変化を受け、「留学生にも選ばれる学校づくりを進めよう」と考え、まずは大宮校(大宮医療秘書専門学校)に国際ビジネス科を新設しました。三幸学園には「まずやってみよう」という文化があり、意義があると判断した取り組みには積極的に挑戦します。こうした取り組みを重ねた結果、2025年4月入学の留学生出願数は、2022年4月からの3年間で約15倍まで拡大しました。
一方で、留学生募集を進める中で、私たちは「学科を用意するだけでは十分ではない」ということにも気付きました。留学生は、日本語学校の先生からの紹介や、同じ国のコミュニティでの口コミをきっかけに学校を知り、その後ホームページで情報を収集するケースが多くあります。
その際、母国語で情報を確認できるかどうかは、「この学校なら安心して学べそうだ」と感じてもらえる重要な要素になります。
私たちは、母国語での情報発信は単なる翻訳ではなく、留学生に安心感を与え、必要な情報を適切に届けるためのデジタルマーケティング施策の一つだと考えるようになりました。
翻訳がボトルネックに。外部委託では改善を続けられなかった理由
ただ、留学生へ継続的に情報を届けようとすると、新たな課題が見えてきました。当時は学内に各言語へ対応できる人材がおらず、多言語化は外部の翻訳会社へ委託するしかありませんでした。翻訳を依頼し、内容を確認してホームページへ反映するという運用です。
しかし、ホームページは一度公開して終わりではありません。コンテンツの追加や導線の見直しなど、より良い情報発信を目指して改善(PDCA)を重ねるたびに、新たな翻訳が発生します。そのたびに費用や工数がかかるため、改善したくても簡単には手を付けられない状況でした。
当時は日本人学生向けの募集が中心だったこともあり、多言語対応はどうしても後回しになりがちでした。その結果、本来届けたい情報を必要なタイミングで留学生へ届けられず、機会損失も生まれていたと感じています。
さらに、私は全国66校の専門学校におけるデジタルマーケティングを担当しています。1校あたり数百ページ、多い学校では1,000ページを超えるコンテンツを抱え、オープンキャンパス情報のように更新頻度の高いページも少なくありません。
こうした環境では、「改善するたびに翻訳を依頼する」という運用そのものが限界でした。留学生募集を強化していくためには、翻訳そのものではなく、継続的に改善できる運用の仕組みが必要だと考えるようになりました。
「翻訳」ではなく「運用」を変える。WOVN.io を選んだ理由
こうしてホームページが留学生募集における重要な情報接点であることが分かる一方、多言語情報の更新が止まりやすいという課題は残っていました。「重要な情報接点であるにもかかわらず、多言語情報だけが更新されない状況を変えなければならない」。そう考え、多言語化の仕組みを検討し始めました。
私たちが重視したのは、翻訳機能そのものではなく、継続的に運用できることです。
そういったソリューションを探していた時、WOVN.io だと、タグを設置するだけで多言語サイトを構築・運用できるため、更新が続くホームページでも無理なく運用できる、自分たちが実現したい運用体制を築ける、ということに気づきました。また、学校名や学科名、行事名など誤訳を避けたい固有名詞を柔軟に管理できることや、将来的な海外 SEO も見据えた多言語サイトを構築できることも、無理なく運用を継続するためには必要な機能だと評価しています。
単に「翻訳する仕組み」ではなく、継続的に情報発信を改善していくための運用基盤として活用できる、と感じたことが、導入の決め手になりました。
導入にあたっては、全国66校の専門学校の中から、留学生の進学ニーズが特に高い25校を選定しました。対応言語についても、直近の入学者の出身国を分析した上で、5言語から運用をスタートしています。
改善を止めない多言語サイト運用へ。問い合わせ約5倍を実現
WOVN.io を導入して最も大きく変わったのは、「翻訳作業を気にすることなく情報発信できるようになったこと」です。以前は、新しい学科の設置やホームページの改善を検討するたびに、「この内容を留学生向けにも翻訳しなければならない」という負担がありました。そのため、改善したいと思っても、多言語対応がネックとなり、更新をためらう場面も少なくありませんでした。
現在は、「まずは日本語で発信する」という運用ができるようになり、翻訳作業を意識することなくコンテンツの改善(PDCA)に集中できています。この心理的な変化は、私たちにとって非常に大きなものでした。また、多言語対応の結果、多言語サイト経由の問い合わせは導入前と比べて約5倍に増加しました。
また、2025年には大宮校で成果が見え始めていた国際ビジネス科を、2026年度募集に向けて名古屋・大阪・東京へと展開しました。新設ページについても、多言語対応をスピーディーに行えたことで、留学生募集の取り組みを止めることなく進められたと感じています。
こうした取り組みを積み重ねた結果、2026年4月入学の留学生出願数は前年(2025年)比で約2倍、2022年に比べると約30倍となりました。
留学生募集を本格的に強化していく中で、WOVN.io は多言語情報発信を支える基盤として、その後押しになったと考えています。

「日本語で発信するだけで OK」の環境を活かした情報発信を目指して
今後は、現在運用している学校にとどまらず、留学生のニーズを見ながら他校への展開も進めていきたいと考えています。対応言語についても、入学者の出身国・地域の変化に応じて拡充していくことを視野に入れています。
そして、多言語だからと特別に身構えるのではなく、「まずは日本語で発信するだけ」という環境を最大限に活かし、ホームページの PDCA を継続的に回していきたいと考えています。
誰に対しても必要な情報を、適切なタイミングで届け、学校の魅力を発信し続けることが、これからの留学生募集ではますます重要になると感じています。
留学生募集のデジタルマーケティングには、言語や文化の違いという難しさがあります。しかし、「この学校で学びたい」「ここなら安心して学べそう」と感じてもらえる情報を発信するという本質は、日本人向けの学生募集と変わりません。
多言語化は目的ではなく、留学生へ情報を届けるための手段です。これからも私たちは、その考え方を大切にしながら、より多くの留学生へ学校の魅力を届けていきたいと考えています。
(取材日:2026年5月)
■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
学校法人三幸学園 各校公式サイト(専門学校25校)
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三幸学園 運営校一覧: https://www.sanko.ac.jp/school-list/
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留学生向け特設サイト: https://foreign.sanko.ac.jp/

対応言語:日本語ほか5言語(英語、ネパール語、ベトナム語、簡体字、繁体字)
※本記事は三幸学園様登壇の WOVN 主催ウェビナーより記事化しています。
▼ウェビナーの詳細・お申込みはこちら
https://attendee.bizibl.tv/sessions/semizHOw5BKC

学校法人 三幸学園
https://www.sanko.ac.jp/
国:日本
「人を活かし、困難を希望に変える」をミッションに、専門学校・通信制高校・大学・短期大学などを全国に展開する総合学園。美容・スポーツ・IT・保育・医療・調理など多分野で職業人を育成している。
川原 涼平 さん
広報部
デジタルマーケティングリーダー
趣味:サウナ・お酒・漫画・YouTube


