多言語対応の導入効果を実感し、HIS 2サイト目の多言語化 ~導入済サイトも対応言語数を4言語へ拡大~

海外リピーター増加率が日本語の4倍以上!取引先・顧客・従業員のグローバル化に伴い EC を多言語化。

課題
- 海外のパートナーやお客様が増加
- EC サイトに代理購入サービスを導入し、言語対応も必須に
解決策
- WOVN.io で英語・簡体字・繁体字を追加
- 導入作業は Web 制作会社と連携
結果
- 導入は3ヵ月で完了
- 海外リピーター率が英語は30%、簡体字は40%増加
- シンガポールやタイからのアクセスも増加
取引先・顧客・採用とグローバル化が進む
今回 WOVN.io を導入したサイトは、国内向けに2015年に立ち上げたトゥモローランドのオンラインストアで、EC サイトとしての機能はもちろんですが、スタイル提案などブランド PR としての要素も強い存在です。
多言語を実施するにあたり、きっかけは2つ。
1点目は、近年のインバウンド増加に伴い、店舗に訪れる海外のお客様が増加。これを受けて一部店舗では WeChatPay に対応するなど受け入れ態勢を整えています。さらにEC 売上の2%弱は海外からの購入です。この数字は無視できないな、と。
2点目は海外パートナーからのご指摘です。 コーポレートサイトだけでなく、意外とオンラインストアをご覧いただいているケースが多いことにも気付きました。 「商品をより深く知ることが出来る」そうですが、ご紹介が日本語だけでは伝わりきらないと。
最後に、お客様のグローバル化に伴い、店舗スタッフをはじめ弊社社員も国籍問わず、バイリンガルの方も積極的に採用が進んでいます。 パートナー・顧客・社内、すべてにおいて国籍や言語を超えたコミュニケーションが必要な時代になってきていると感じます。
(TOMORROWLAND ONLINE STOREhttps://store.tomorrowland.co.jp ) より
代理購入サービスの導入と合わせて言語対応も
EC サイトにおいて海外決済は大きな課題でした。即解決することは難易度高く、まずは代理購入サービスを導入することにしました。それを追う形で商品説明の言語対応において WOVN.io を導入し、2019年1月から英語と簡体字・繁体字での展開をスタートしました。
静的ページ翻訳も検討しましたが、EC サイトならではの更新頻度についてこれるサービスはないか?と探し、たどり着いたのが WOVN.io です。
WOVN.io のシステムは感動モノでした。実装は制作会社の領域ですが、導入もスムーズ。想像以上に手軽に、3ヵ月で公開にこぎつけました。 翻訳の修正はバイリンガルのスタッフがライブ編集機能を使用、修正も容易です。
海外リピーター率40%増加!日本語の4倍の成長率
ニューヨークに店舗があることもあり、全体で見ると英語のシェアが高いです。 またWOVN.io 導入前と導入後の同時期で比較してみると、確実に海外のリピーターが増えていることがわかります。日本語の増加率9%なのに対し、英語は30%、簡体字は40%の増加。日本の3倍、4倍以上のリピーターを獲得していることがわかります。
お客様との最初の接点であるオンラインストアのブラッシュアップを進めたい
商品の海外展開やインバウンドを鑑みると、お客様との最初の接点になることが多いオンラインサイトのブラッシュアップは欠かせません。 店舗へお迎えする前段階の準備として、表現面だけでなく言語対応も含め、海外のお客様へ向けた対応を追及していきたいと思います。
■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
EC サイト
URL:https://store.tomorrowland.co.jp/
※外部サイト へ移動します
株式会社トゥモローランド
https://www.tomorrowland.co.jp/
国:日本
業種:アパレル
従業員規模:1001〜3000人
世界に160店舗以上を展開し、ウィメンズ・メンズウエア、服飾雑貨などの企画から販売、輸入業務までを行う。エレガンスでオリジナルティーのあるモノ作りを目指して世界に視野を向け、様々なスタイルを提案するショップを展開しています。
樋口 智宏さん
EC 部 部長
21歳でアルバイトとして入社し正社員に。その後、店舗スタッフ、営業ディストリビューターを経て、現在のEC部にて責任者を務める。