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世界の人々に先端の技術で先駆の価値を届ける会社へ。リブランディングと多言語化で実現する、グローバルでの企業価値発信

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課題

  • 事業会社ごとに Web サイトを持っていたため、グループを横断したソリューション提案ができていなかった 

  • 多言語対応は都度翻訳発注となり、更新のたびに工数・コストが発生していたため、公開できる英語・中国語ページが限定されていた

解決策

  • グループサイトを刷新し、企業・事業・製品情報を統合した情報基盤を構築 

  • 多言語化を前提としたサイト設計とし、WOVN.io を導入して、英語・中国語に対応 

効果

  • 事業を横断したソリューション提案により、シナジーを最大限に発揮 

  • スピーディに英語・中国語に対応し、海外の顧客がタイムリーに最新情報を参照できる環境を整備 

  • 海外拠点の情報発信においても、グループサイトの情報を活用することで、グループ全体で一貫したブランドメッセージを発信

artience株式会社は、1896年創業の化学メーカーです。印刷インキ事業で培った分散技術や色材設計技術、ポリマー設計技術を基盤に、現在では半導体やエネルギー関連材料をはじめとする高機能素材分野へも事業を展開し、グローバルに事業を拡大しています。2024年には社名を「artience」へ変更し、「art」と「science」の融合による新たな価値創造を掲げ、企業ブランドの刷新を進めています。

今回は、同社のグループ広報室でグループサイトの運用に携わる実松雅樹さんに、社名変更を伴うリブランディングの背景や、グループ情報を統合したグループサイトのリニューアル、多言語サイトの整備を通じたグローバル発信の取り組みについて伺いました。
 

目次>
  1. インキ製造で培った技術を起点に、事業領域を拡大
  2. 企業変革の決意を込め、社名を「artience」へ刷新
  3. リブランディングに合わせたサイト刷新で、グループシナジーを最大化
  4. グローバルでの一貫した情報発信を支える多言語サイトを、WOVN.io で構築

インキ製造で培った技術を起点に、事業領域を拡大 

当社は1896年に印刷インキの販売からスタートし、その後、インキ原料の内製化を進めながら事業を発展させてきました。

こうした事業の広がりの背景には、インキの製造で培ってきた技術が存在しています。インキは色材とポリマーを中心とした材料で構成されており、これらをどのように組み合わせ、コントロールするかが製品の品質を大きく左右します。そのため、材料を均一に分散させる「分散技術」や、分子レベルで機能を設計する「色材設計技術」、「ポリマー設計技術」といった高度な技術が求められます。

当社はこれらの技術をもとに、素材に高付加価値な機能を付与することで半導体関連材料や電池材料などの高機能材料の開発、提案を進めています。このような事業領域の多角化は一朝一夕で実現するものではなく、長年の技術蓄積があってこそ成しえるため、当社の強みになっています。
 

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企業変革の決意を込め、社名を「artience」へ刷新 

当社は2024年に社名を「東洋インキSCホールディングス」から「artience」へ変更しました。このリブランディングの背景には、「世の中が変わっていく中で、社会のニーズに応じた製品を提供できているのか」という危機感がありました。また、スペックなどの経済的価値だけでなく、ものづくりのその先にいる生活者の方々の笑顔や驚き、感動をつくる価値を提供していきたいという考えもありました。変わりゆく時代のニーズ・課題を先んじて見つけ出し、「世界の人々に先端の技術で先駆の価値を届ける会社」へと変革するという強い決意を示すため、社名を含めたリブランディングを進めるに至りました。

新社名「artience」は、人の心に働きかけるような価値(art)と技術や素材、合理性(science)を表現しており、これらを融合し磨き上げることによって生まれる「感性に響く価値」を提供していくことで、心豊かな未来の実現に貢献していくという思いを込めています。

リブランディングは単なる名称変更にとどまらず、社内の意識にも変化をもたらしています。マテリアル分野におけるイノベーションを支援するためのグローバル共創拠点「Incubation CANVAS TOKYO」を設立し、オープンイノベーションを推進しているほか、社内ビジネスアイディアコンテストの開催など、新しいことに挑戦する動きを後押しする風土が以前より強くなってきたと感じています。
 

 

リブランディングに合わせたサイト刷新で、グループシナジーを最大化 

今回のリブランディングに合わせて、グループサイトのリニューアルも行いました。これまでは事業会社ごとに Web サイトが分かれていたため、グループを横断したソリューションを提案できないという課題がありました。新たに公開された Web サイトは、グループの企業情報や製品情報をすべて統合して発信する情報基盤となっています。

顧客のニーズに合わせたソリューションを提供できるコンテンツを充実化させ、事業を横断した提案を行うことで、シナジーを最大限に発揮できるようになったと感じています。

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グローバルでの一貫した情報発信を支える多言語サイトを、WOVN.io で構築 

当社は海外にも多くの拠点を持っており、グローバルに事業を展開しているため、今回のサイトリニューアルにあたっては、多言語化も重要な要件の一つでした。これまではその都度翻訳を専門業者に依頼する形をとっており、更新のたびにコストや工数がかかるという課題があり、公開できるページ数が限られていました。サイト全体をリニューアルすると決めた際に、日本語コンテンツの作成と並行して、これまでと同じ方法で多言語対応を進めることは大きな負担となると考え、WOVN.io の導入に至りました。

日本語ページと同時に英語・中国語ページも公開できるようになったほか、運用コストが大幅に圧縮できるようになったため、ほぼすべてのページで多言語が可能となりました。
これにより、英語・中国語ページの閲覧比率が増え、海外のお客様に対しても効果的に情報を届けられるようになったと感じています。

多言語対応されたグループサイトは、海外拠点から各地域へのブランド発信を支える基盤にもなっています。海外拠点では、現地向けに独自のサイトを運用しているケースも多く、その中のコンテンツを作成する際に参照されるのがグループサイトです。多言語化が整備されることで、日本のグループサイトで発信している情報をそのまま転用したり、現地語へ展開したりと、グローバル全体で一貫した情報発信が可能になっています。

今回のグループサイトリニューアルでは、公開当初から多言語化を前提としたサイト設計とし、継続的かつ効率的に情報発信ができる体制を整えました。今後は一層の海外売上の拡大も見据え、より多くの方に artience を知っていただけるよう、Web サイトを通じたグローバルへの発信力を高めていきたいと考えています。


(取材日:2026年3月)

 

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト

・artience グループサイト:https://www.artiencegroup.com/ja/ 
・対応言語:英語、中国語(簡体字) 

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 artience株式会社 
https://www.artiencegroup.com/ja/

国:日本

1896年に創業したファインケミカル素材の開発、提案を行う化学メーカー。色材・機能材、ポリマー・塗加工、パッケージ、印刷・情報の4つのセグメントで事業を展開し、エネルギー、エレクトロニクス、バイオ・ヘルスケア分野などに領域を広げている。
世界の人々に先端の技術で先駆の価値を届ける会社として、感性に響く価値を創りだし、心豊かな未来の実現に取り組んでいる。
 

 

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 実松 雅樹  さん

 グループ広報室  

趣味:運動(社内の野球班、バスケットボールチームに所属。ゴルフにも夢中。) 

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