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英語発信も当たり前に。カゴメが WOVN.io で実現した、タイムリーに正しい情報を届けるコーポレートサイトの「あるべき姿」

課題
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事業のグローバル化が進む中で、海外投資家や海外の取引先が増えてきており、英語での情報発信の重要性が高まっていた
- 日本語サイトと英語サイトが別構築であり、外部の翻訳会社へ依頼する手間とコストにより、タイムリーな情報発信ができていなかった
- 高頻度なサステナビリティ情報の更新による運用負荷が高かった
解決策
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コーポレートサイトの「あるべき姿」を実現するため、日本語の情報を更新するだけで英語対応ができる WOVN.io を導入
効果
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情報更新のスピード向上と翻訳関連の手間・コストの大幅な軽減を実現し、その実績をもとに IR 情報にも WOVN.io の導入を拡張
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多言語化したコーポレートサイトを起点に、新たな「ミッション・ビジョン・バリューズ 」のグローバルでの浸透を推進
「自然を、おいしく、楽しく」をブランドメッセージとして掲げ、世界のトマト加工や野菜飲料の市場をリードするカゴメ株式会社は、ステークホルダーからの信頼を高めていくため、積極的な情報発信を行っています。事業のグローバル化が進む中、多様なステークホルダーに英語でタイムリーに情報を届けるため、コーポレートサイトの多言語化基盤として WOVN.io を導入しました。日英同時発信や、グローバルを見据えた新たな「ミッション・ビジョン・バリューズ」の推進について、広報グループの堀江様と石田様に伺いました。
<目次>- コーポレートサイトはカゴメを知る重要な接点。正確かつタイムリーに情報を届けたい
- 日英サイトの個別運用。英語発信ニーズが高まる中で直面した壁
- コーポレートサイトの「あるべき姿」を求めて WOVN.io を導入
- タイムリーな多言語発信の運用を整え、IR 情報にも WOVN.io を拡張
- 次の10年、世界中で協創するために。新たな MVV を多言語で浸透させる
コーポレートサイトはカゴメを知る重要な接点。正確かつタイムリーに情報を届けたい
堀江様:広報グループでは、企業広報、商品広報、社内広報、危機管理広報などカゴメ全社の広報活動の全体戦略を担っています。その中で私たち2名は、コーポレートサイトや会社案内、会報誌といった各種媒体物の制作に加えて、商品に関するメディアリレーションなど、社外に向けた情報発信を担っています。
私たちの役割は、商品・サービスや新たに策定した「ミッション・ビジョン・バリューズ(以下、 MVV )」の情報発信を通じて、ステークホルダーの皆様からのカゴメに対する信頼や期待を高めていくことです。カゴメが関わるステークホルダーは、お客様やお取引先様をはじめ、生産者様、株主様、従業員、就職希望者、メディアなど多岐にわたるからこそ、「誰に、何を、どのように届けるのか」という視点を常に意識しています。
直接目に触れるコーポレートサイトや各種媒体物では、情報の分かりやすさに配慮し、カゴメをより身近に感じていただける表現を心がけています。特にコーポレートサイトは、当社の公式情報を集約する重要な情報基盤であり、多くのステークホルダーにとって企業を知る「接点」になります。そのため、企業情報・ニュースリリース・サステナビリティ・IR 情報などを、正確かつタイムリーに届けることを大切にしています。

日英サイトの個別運用。英語発信ニーズが高まる中で直面した壁
石田様: 事業活動のグローバル化に伴って、海外の投資家やお取引先様など、英語で情報収集するステークホルダーが着実に増加していると感じていました。このような状況において、日本語のみで情報発信を行っていると、カゴメの取り組みを十分に伝えられなかったり、本来届けるべき方々に情報が届かなかったりする可能性があります。だからこそ、英語での情報発信は、日本語サイトを補足するものではなく、それ自体がグローバルにおける企業活動を支える柱として一層重要性が高まっていると捉えるようになりました。
カゴメでは、海外の皆様や国内の外国人の方々にも当社の企業概要や取り組みを深く知っていただくため、かねてより英語での情報発信を行っていましたが、従来のコーポレートサイト運用には大きな課題がありました。
当時は日本語と英語のサイトを別々に構築していたため、更新作業が容易ではなく、外部の翻訳会社へ依頼する手間やコストも発生していました。特に、投資家からの関心が高いサステナビリティ関連のページは頻繁な更新が求められますが、作業負荷は非常に大きく、日本語サイトと同じタイミングで英語の情報を発信することが難しい状況だったのです。
コーポレートサイトにおけるタイムリーな情報発信の重要性を強く実感しながらも、英語サイトにおいて日本語と同様の発信体制を実現することには、大きな壁がある状況でした。
コーポレートサイトの「あるべき姿」を求めて WOVN.io を導入
石田様: こうした課題を解決し、コーポレートサイトとしての「あるべき姿」を実現するために導入したのが WOVN.io です。日本語サイトを起点に、日英で同時に情報を発信できる環境を構築することが狙いでした。
導入にあたっては、WOVN の担当者様からも丁寧にサポートいただき、操作面においても不安なく進めることができました。運用開始後に生じた不明点に対しても、機能の活用方法を含めて的確かつ迅速にフォローしていただけたため、非常に心強さを感じています。
WOVN.io の導入後は、特に日々の運用面において大きな変化を実感しています。
日本語と英語での情報開示を「同じ内容・同じタイミング」で行えるようになり、情報更新のスピードが向上しただけでなく、公開タイミングのズレも解消されました。さらに、これまで翻訳や更新にかかっていた手間を大幅に削減できたことで、広報としてより安心して情報発信できるようになりました。
また、固有名詞や商品名をあらかじめ登録しておくことで翻訳のクオリティを一定に保つことができ、ライブエディター機能を用いて実際のサイト画面を見ながら直感的に翻訳の修正を行えるようになったことも、運用の効率化において大きな効果を発揮しています。
WOVN.io の運用を進める中で、海外の方々にも違和感なく読んでいただくために、生成 AI と人力翻訳を組み合わせた「WOVN.copilot」の活用も開始しました。これにより翻訳確認にかかる時間もさらに効率化されましたし、安心感があるからこそより自信を持って情報発信を行えるようになりました。
さらに、システム面での効率化にとどまらず、「最初から英語での発信も見据えながら、日本語の情報を考える」というグローバルな意識が、社内に少しずつ浸透してきたことも、WOVN.io を導入したことによる副次的な効果だと感じています。

タイムリーな多言語発信の運用を整え、IR 情報にも WOVN.io を拡張
石田様: コーポレートサイトへの導入で、日本語と同等の内容をタイムリーに多言語発信できる運用基盤が整ったことを受けて、新たに IR ぺージにも WOVN.io の導入を拡張しました。
IR 情報は、国内外の投資家の皆様の投資判断に直結する極めて重要な情報です。特にこの領域においては適時開示制度との整合性に配慮しつつ、日本語と「同じ内容・同じタイミング」で英語発信を行うことが求められます。
株主や投資家の皆様に対して、いかに公平かつタイムリーに情報を届けるかという「フェアディスクロージャー」の観点からも、WOVN.io の仕組みを活用することが非常に有効であると判断して導入することになりました。
次の10年、世界中で協創するために。新たな MVV を多言語で浸透させる
堀江様: 多言語での情報発信基盤が確立した今、カゴメにとって今後ますます重要になってくるのが、私たちの使命・目指す姿・価値観を示した新たな「MVV」の浸透です。
この数年間で、当社は国内外のグループ企業が40社を超えるグループとなりました。不確実性が高まる環境の中で社会的価値の創出と持続的な成長を実現していくために、カゴメグループが一体となって力強く価値創造を進める必要があるという考えのもと、当社の理念体系を整理し、「MVV」を策定しました。
ミッションは、社会におけるカゴメの使命であり、「人が自然を、自然が人を豊かにする循環を生み出し続ける」ことと定義しました。「自然から人」への恵みを大切にしつつ、「人から自然」への共生を育む取り組みを、より一層広げていき、双方をつなぐ循環の輪を、より太く大きくしていきたいと考えています。その未来に向けて、10年間で目指す姿として、2035年のビジョンを「農から食にわたる技術革新をリードし、自然の可能性を共に拓く会社へ」と定めました。このビジョンは、未来の理想的な社会像から逆算して計画を策定する「バックキャスト型」で検討したものです。そして、ビジョン実現に向けた価値観を2035バリューズとして、「探究しよう」「先進しよう」「協創しよう」と掲げています。これは従業員にとどまらず、社外ステークホルダーの皆様に向けたものでもあります。また、海外のお取引先様や現地従業員の増加を踏まえ、カゴメの旗印となる考え方を社内外を含めて世界中にしっかり届けていく必要があります。
特に、新たに定めた MVV のバリューズの「協創しよう」という言葉には、カゴメ単独ではなく、多くのステークホルダーと共に目標を実現していこうという強い想いが込められています。ステークホルダーが広がっていく今だからこそ、 MVV を正しく、わかりやすく理解していただくことが不可欠になります。
今後は広報グループだけでなく、他部門や海外拠点とも連携し、新しい MVV を世界中のステークホルダーに浸透させていきたいと考えています。コーポレートサイトという基盤と会社案内などの各種媒体を連携させながら、カゴメの魅力を世界に発信し、企業価値の向上に貢献していきたいですね。

(取材日:2026年4月)
■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
・カゴメ コーポレートサイト:https://www.kagome.co.jp/company/
・元言語:日本語
・対応言語:英語


カゴメ株式会社
https://www.kagome.co.jp/
国:日本
1899年の創業以来、世界のトマト加工や野菜飲料の市場をリードする食品メーカー。「自然を、おいしく、楽しく」をブランドメッセージとして掲げ、トマトケチャップや「野菜生活100」などのヒット商品を多数展開。トマトの品種や栽培技術の開発から調達、製造、販売までを一貫して手がける強みを持ち、国内外の豊かな食生活と健康に貢献している。新たな価値の創造として、環境負荷が低いトマトビジネスや、農と食を通じたウェルビーイング事業にも取り組む。
堀江 建一 さん
コーポレート企画本部 経営企画室 広報グループ
課長
趣味:読書、和太鼓
石田 協子 さん
コーポレート企画本部 経営企画室 広報グループ
趣味:バイオリン演奏、水泳、ダンス

