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イニシャルコストを8割削減。WOVN.io で、サイト多言語対応にかかる「スピード・リソース・コスト」すべての課題を一気に解決
課題
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翻訳作業をすべて人力で行っていたため、英語サイトの情報更新に時間がかかる上、情報量も不足していた
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リソース・コストが足りず、中国語や韓国語などに対応したくてもできていなかった
解決策
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日本語で情報を更新するだけで、スピーディに多言語対応ができる WOVN.io を導入
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機械翻訳と用語集機能を活用し、翻訳作業工数を圧倒的に短縮できる WOVN.io を導入
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海外における認知度やサイトへのアクセスを高めるべく、海外 SEO 対策を実施
効果
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多言語対応にかかるイニシャルコストを8割削減
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翻訳対応にかかる社内リソースは50%削減
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工数をかけずに、これまでより多くの言語・ページの多言語対応を実現
ゴム弾性に基づく振動制御技術を応用した防振・精密除振コントロールメーカーとして、地元「倉敷」からグローバルに事業を展開する倉敷化工。WOVN.io を導入し、コーポレートサイトと産機製品サイトを英語・韓国語・簡体字に対応しました。WOVN.io によって、これまで抱えていたサイト多言語対応における「スピード・リソース・コスト」すべての課題を一気に解決できたというお話をお伺いしました。
<目次>- 見えないところで安全・快適な暮らしを支える、“縁の下の力持ち”
- スクラッチ開発だったので、手作業による多言語対応では更新が追いつかない
- 「導入までのスピード」「社内の運用リソース」「翻訳にかかるコスト」、これら多言語対応の手間を考えると WOVN.io 導入が最適解だった
- 多言語対応にかかるイニシャルコストを8割削減しながら、対応言語数や多言語対応ページの拡大を実現
見えないところで安全・快適な暮らしを支える、“縁の下の力持ち”
弊社は1964年の設立以来、ゴム弾性に基づく振動制御技術を柱に、防振ゴム専門メーカーとして高水準の自動車部品を供給してきました。その後、自動車防振用ゴムの開発で培った技術を応用し、免震ビルシステムや産業設備機器など、さまざまな産業分野へも進出しました。自動車部品事業と産業機器事業、この2つの事業でまさに“縁の下の力持ち”となり、みなさんの安全で快適な暮らしを支えています。
倉敷化工の海外事業展開は、韓国やアメリカの自動車系企業へ技術供与を開始したことから始まり、そこから徐々に海外顧客の新規開拓を進めてきました。現在では中国・タイ・メキシコに生産拠点を、韓国に販売拠点を置いています。中でもアジア圏での売上が多くの割合を占めていることもあり、その地域に向けたプロモーションや認知拡大に注力したいと考えています。
スクラッチ開発だったので、手作業による多言語対応では更新が追いつかない
今回 WOVN.io を導入したのは、コーポレートサイトと産機製品の紹介サイトです。事業や製造・販売拠点を海外展開しているため、以前から海外企業や海外投資家に向けて、英語での情報発信を行っていました。
ただ当時の多言語サイトは、自社内でスクラッチで構築したものでしたので、運用の手間がとてもかかっていました。情報更新は月に数回程度と、更新頻度がとりわけ高いというわけではないのですが、すべて人の手で翻訳作業を行っていたことで、同じタイミングでタイムリーに多言語での情報更新・発信は難しかったですし、更新する情報量に比例して「リソース」と「コスト」もかかっていました。結果的に、英語サイトの情報量は必要最低限のみになり、また翻訳作業よりも他のタスクの優先順位が高くなってしまい、情報発信スピードにも大きなタイムラグが起きている状況でした。
英語サイトですらこのような状態だったので、本当は中国語や韓国語にも対応させたかったのですが、現実的に不可能な状況が続いていました。
ですが、今後さらなるアジア圏での売上・認知拡大のためには、いくら日本語の情報が豊富でも、英語や現地語にしなければターゲット企業にきちんと情報が届きません。そこで、言語ごとの情報量のばらつきをなくし、リソースをかけることなく、スピーディに多言語で情報を発信できる多言語サイト構築を目指し、多言語化ソリューションの導入を検討しました。
「導入までのスピード」「社内の運用リソース」「翻訳にかかるコスト」、これら多言語対応の手間を考えると WOVN.io 導入が最適解だった
あらゆる多言語化ソリューションを探す中で、WOVN.io を見つけました。実際のデモ動画を見せていただいた時は、「こんなに早く導入が完了してしまうんだ!」と、とにかくそのスピード感に驚きましたね。
今回、サイトリニューアルのタイミングに合わせて多言語対応の手段を検討したのですが、その理由は、システム設計の段階からのちに行うであろう多言語対応も見据えた設計を行うべきだと考えていたからでした。でも WOVN.io であれば、元サイトへ後付けして簡単に導入できるということも知り、多言語対応のことを考慮せずとも日本語のサイト構築を進められる点も良いと感じました。
他にも、当社と同様に海外事業を展開している製造業への多くの導入実績も、WOVN.io を導入する後押しとなりました。現地語対応の重要性や多言語サイト運用における悩み、また WOVN.io を活用してどのように多言語対応の課題を解決してきたかを知ることで、導入後のサイト運用イメージも湧きましたね。
その後、社内で WOVN.io 導入に関する手続きを進めていく中で、フルスクラッチで多言語対応した場合と比較してのコストや、多言語対応することによる売上への貢献度などを試算したのですが、導入のスピード感はいうまでもありませんでしたし、翻訳にかかるコスト・社内の運用リソースも大幅に削減できることが一目瞭然でした。あとは、WOVN.io 導入による多言語サイト運用の効率化や、海外からのアクセス数増加見込み、海外売上への貢献度などを経営層に向けてプレゼンし、WOVN.io の導入が決まりました。
多言語対応にかかるイニシャルコストを8割削減しながら、対応言語数や多言語対応ページの拡大を実現
WOVN.io 導入後、サイトの多言語対応にかかる社内のリソースは50%ほど削減できました。
これまでは単純に、一つのコンテンツに対して言語分のリソースがかかっていましたが、今は日本語で情報を更新するだけで、タイムリーに多言語で情報を発信することができるようになりました。用語集機能を活用し業界特有の専門用語や固有名詞を登録することで、誤訳を防げているので、当社が期待している翻訳品質レベルも担保できています。
これと同時に、多言語ページが閲覧されたときに「機械翻訳を用いた多言語対応です」と、機械翻訳モーダルを表示させるようにもしているので、閲覧する方の期待値を調整するような工夫も行っています。
海外 SEO 対策がしっかり行えるようになったことや、英語・韓国語・繁体字と対応言語数を拡大できたことで、ターゲットとしているアジア圏の企業様にしっかりと母国語で情報を届けられるようになり、だんだんと問い合わせ数も増えてきています。また、多言語対応にかける社内の運用リソースを削減できたことで、「SDGs への取り組み」など、海外企業の関心の高いコンテンツを新たに追加し、多言語で情報発信しています。
今はまずサイト内のコンテンツを充実させたり広告を打ったりと、アジア圏での認知拡大と新規顧客獲得に向けたプロモーションをしっかり強化していきたいです。そしてゆくゆくは、ターゲット範囲を広げていき、グローバルでの倉敷化工のシェア拡大を目指していきたいです。
(取材日:2023年11月)
■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
倉敷化工 コーポレートサイト
URL:https://www.kuraka.co.jp
※外部サイトへ移動します
倉敷化工 産機製品サイト
URL:https://sanki.kuraka.co.jp
※外部サイトへ移動します
倉敷化工株式会社
国:日本
企業規模:301〜1,000名
ゴム弾性に基づく振動制御技術を柱に、1964年に設立された防振・精密除振コントロールメーカー。自動車用防振ゴムの開発で培った技術を応用し、産業分野に進出。現在は、自動車部品事業と産業機器事業の2事業をグローバルに展開している。