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更新日:

英語アクセスは数十倍に爆発的に増加。WOVN.io だったから、15,000ページ超にもわたる英語対応を、限られた社内リソースでスピーディに実現できた。

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課題

  • サイト運用に割ける社内リソースが限られていたため、英語での情報発信は必要最小限だった

  • 英語コンテンツを増やしたいという要望が社内であがっていた

  • 海外投資家などステークホルダーが多様化していく中で、英語で情報を発信する必要があった

解決策

  • 「未翻訳箇所の自動検知・翻訳技術」を活用し、日本語で情報を更新するだけで、簡単に英語対応が可能な WOVN.io を導入

  • 元となるサイトに後付けするだけで簡単に多言語対応できる WOVN.io を導入

効果

  •  英語ページへのアクセス数は数十倍に増加

  • 更新頻度の高いページも、自動翻訳機能を活用することで、タイムリーに英語発信できるようになった

半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取扱う、サービス・ソリューションカンパニーのマクニカ。今回、マクニカホールディングスサイトと事業会社である株式会社マクニカのコーポレートサイトのリニューアルを機に  WOVN.io を導入し英語対応を行いました。
「WOVN.io 以外の選択肢はなかった」、その言葉の背景にあった多言語対応の課題や WOVN.io 導入後の効果をお伺いしました。

目次>

サイト多言語対応に課題感を持ちつつも、運用にかける社内リソースが不足していた

塚本:
WOVN.io 導入以前のサイト多言語対応は、必要最低限のみ英語ページを作っている程度でした。当時は、社内リソースが不足していて、運用フローすら決まっていない状況でしたね。

富田:
拠点数や取り扱いメーカーの変更など、基本情報を英語で発信するまでにもかなりのタイムラグが発生していましたし、中には数年更新されていないページもありました。また、英語対応されていないページは、 English ボタンをクリックするとすべて英語の企業情報の紹介ページに遷移してしまう仕様になっていました。

塚本:
マクニカは日本に本社を置く企業ですので、取引先も日本企業が一番多くを占めています。そうなると、たとえ英語対応されていないページがあったとしても致命的ではなかったことから、多言語サイト運用の優先度が低くなってしまっていました。

ですが今後、マクニカがグローバル企業としてさらに拡張していくためには、多言語発信のリアルタイム性追求やコンテンツの拡充を重要な課題とおいて推進していかないといけない、という思いをマーケティングチームとして持っていました。

 

マクニカの多様なステークホルダーに向けて、英語でのタイムリーな情報発信が必要だった

塚本:
そんな中、マクニカのホールディングスサイトとコーポレートサイトを改訂することが決まりました。その際、海外拠点の社員とサイトについて意見交換を行う機会があり、彼らから英語コンテンツをもっと増やしていきたいという声があがりました。

日本語ではすでに15,000を超えるページがありますし、事業部ごとに製品情報から技術情報まで幅広く・深い情報を発信しています。英語コンテンツを増やしたいのであれば、新しく一から作るよりも、今あるコンテンツの英語対応をまずやるべきだろうと、サイト多言語化見直しの話が進み始めました。

別の観点でもお話しますと、ここ数年半導体業界は海外からも非常に注目されていますので、海外投資家に向けてもマクニカという会社や事業をしっかり英語で届けないと、機会損失につながりかねません。このように、海外企業や外資系企業などの取引先から海外投資家まで、多様なステークホルダーにマクニカの情報を発信するためにもサイトの英語対応が必要でした。casestudy-insert-macnica-1

多言語サイト構築における問題点の洗い出し、方向性の確認作業を積み重ね、ベストプラクティスとして WOVN.io を導入

塚本:
WOVN さんは、導入以前からずっとご相談させていただいていました。まるでサイト多言語対応の相談窓口といいますか(笑)。当社が今抱えている課題と未来のありたい姿をお伝えして、それを実現するためのアドバイスをいただいてと、WOVN.io を導入する・しないというフェーズではなく、どういった方法が当社にとって最適なのかを一緒に考えていただきました。

私たちの悩みや考えをビジュアルアイズしながら整理してくださった営業の K さんには、本当にお世話になりましたね。色々な方法を模索する中で、最終的に WOVN.io を導入することがベストプラクティスだという考えに辿り着きましたが、K さんが提案する WOVN.io だから、今後も中長期的に良いお付き合いを続けていけるだろうと感じたのも、導入の決め手ですね。当社だけではなく、事業会社がベンダーを選ぶ際には機能・サービスの良し悪しだけで導入を決めることはないと思います。

他にも、「導入の手軽さ」は決め手の一つになりましたね。正直、多言語化にたくさんコストとリソースをかけたからといって、必ずビジネスに繋がるとは限りません。その点、WOVN.io はサイト構築に時間をかけずスピーディに導入できましたので、非常にトライしやすかったです。

富田:
あと、WOVN さんは機能追加やアップデートが非常に多いですよね。最近も「高度住所翻訳機能」や「WOVN.copilot」など、多言語サイト運用を簡単にしたり、翻訳品質を向上させたりする機能を常にアップデートし続けている点もサービスの魅力だと思います。casestudy-insert-macnica-4

 

英語ページへのアクセスは数十倍に。WOVN.io だから、従来と同じ社内リソースで15,000ページ超の英語対応をスピーディに実現できた

嶋内:
WOVN.io 導入後、英語ページへのアクセス数は数十倍と爆発的に増加しました。英語対応されたページが大幅に増えたことでより皆さんに見ていただけるサイトになったのだと実感しています。海外拠点のある地域からのアクセスも増えましたし、特にスマートシティ / モビリティ事業のページが見られていて、どのコンテンツが英語から需要があるのかを知れる良い機会となりました。

塚本:
導入前後で社内リソースを変えることなく、15,000以上のページをスピーディに英語対応できました。いまは各事業部が日本語でコンテンツを更新するだけで、WOVN.io の自動翻訳機能を使ってスピーディに英語対応ができています。英語訳の修正依頼がきたら、ライブエディター機能を使って修正を行うという運用体制もできあがりました。プレスリリースですとか、更新頻度の高いページをスピーディに翻訳できてタイムリーに英語で発信できるようになったことが嬉しいですね。

嶋内:
導入時の作業も、WOVN のカスタマーサポート担当の方にリードしていただきましたし、技術面でも手厚くサポートいただけたので、比較的スムーズに導入が進められました。

多言語サイトを活用しながら、さらなるグローバル企業としての成長を目指す

塚本:
WOVN さんがいなかったら、サイト多言語化はすごく大変だったと思います。いくつか他の方法も検討しましたが、サイトリニューアルに加えて、15,000以上のページを一気に多言語対応しようとなると、現実的に WOVN.io 以外の選択肢はなかったですね。

富田:
先日仕入れ先の半導体メーカーの担当者から、マクニカへの期待値が上がってきているという話を聞きました。WOVN.io ですべてのページを英語対応できましたので、今後は海外マーケティングでも多言語サイトをどんどん活用していきたいなと考えています。

塚本:
今回多言語サイトを構築できたことは、マクニカの大きなターニングポイントになりました。これからも多言語サイトを活用しながら、さらにグローバル企業として成長していけたらと思います。

(取材日:2023年11月)

 

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
・マクニカコーポレートサイト:https://www.macnica.co.jp
・マクニカホールディングスサイト:https://holdings.macnica.co.jp 
※外部サイトへ移動しますcasestudy-capture-macnica

 

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株式会社マクニカ

https://www.macnica.co.jp

国:日本

企業規模:1,001〜5,000名

半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取扱う、サービス・ソリューションカンパニー。現在は、世界23か国/地域81拠点で事業を展開し、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを生かし、AI や IoT、自動運転などの最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けている。


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塚本 祐子 さん

コーポレートブランディング本部 マーケティング統括部
DXマーケティング部長
趣味:読書、ホラー映画鑑賞

 

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富田 祐子 さん

コーポレートブランディング本部 マーケティング統括部 DXマーケティング部 グローバルマーケティング課
リーダー
趣味:ゴルフ

 

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嶋内 宏和 さん

コーポレートブランディング本部 マーケティング統括部 DXマーケティング部 マーケティングテクノロジー課
リーダー
趣味:テニス、読書、ゲーム

 

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