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Web サイトからアプリダウンロードへの送客数は、WOVN.io 導入後 6 % 増加。作業負荷を軽減して英語対応が可能に。

kv_PayPay株式会社

課題

  • アプリと同様にサービスサイトも多言語対応を行う必要があった

  • 社内の外国人従業員にも情報を届ける必要があった
  • 多言語対応にさける社内リソースが限られていた

解決策

  • 情報セキュリティ面も担保できる WOVN.io を導入

  • 今後の言語追加なども容易に対応可能に

結果

  • 英語での Web サイトからアプリダウンロードへの送客数は、導入後 6 %アップ

  • コーディングに詳しくない人でも WOVN.io 画面上で容易に作業を行うことができるため、作業者を分散できるフローを構築できた

スマホひとつで簡単・スマートな支払いを可能にするキャッシュレス決済サービスを提供する PayPay。今回 WOVN.io を導入し、サービスサイトの英語対応を行いました。導入後の英語での送客数増加や、社内で英語対応が発生した際に、WOVN.io を利用することで作業負荷を分散させることを可能にしたというお話をお伺いしました。

 

PayPay の外国籍メンバーや海外メディアに向け、プレスリリースも英語対応を開始

私は WEBコミュニケーションチームで、PayPay サービスサイトの運用と管理を行っています。本サービスサイトはアプリのダウンロードページへ遷移することを目的としています。PayPay のサービス登録者数は2021年9月で4,200万人を突破いたしました。PayPay は日本のみのサービス展開をしていますが、言語別で見ると、日本語の次に英語で閲覧されることが多いです。

現在、PayPay サービスサイトの一部ページを WOVN.io で英語対応しています。サービスサイトの他にもプレスリリースページの英語対応をしています。サービスサイト以外も多言語対応している理由は、いくつかあります。まず、PayPay に在籍している外国人従業員にニュースを届けるためです。次に、サービス自体は日本国内利用を前提としていますが、海外メディアからもお問い合わせをいただくことが多いため、海外メディアに向けた発信のしやすさを考えた英語対応という面もあります。

元々、PayPay アプリで一部多言語対応を行っていました。そのため、サービスサイトも多言語対応をするべきという話に発展し、対応しました。アプリを利用する中でも、一部 WebView サービスサイトに遷移するページがありますので、特にサービスサイトにあるプライバシーポリシーや利用規約ページの多言語対応は緊急度が高かったです。

実際に PayPay には多くの外国籍従業員が在籍しています。特にプロダクトチームは日常的に英語や中国語など日本語以外の言語でコミュニケーションを取っています。なので、社内でも多言語対応はスタンダードになりつつあります。新しい取り組みなどを発信した際も、全従業員に平等に読んでもらう機会を作りたい、という思いがありました。アプリの多言語対応を推進した際も、利用する人が多いかどうかよりも、PayPay としてそれが当たり前というスタンダードな環境だったので、それに伴った英語対応を行おうとなりました。
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情報セキュリティ面も担保できる WOVN.io を選定

多言語対応における課題は、本当に時間と余裕がないというのが正直なところでした。

実際にテキストを翻訳するリソースが「無い」、そしてページ側での言語切り替え設定を実装するリソースが「無い」と困っていました。そのタイミングで WOVN さんからお声がけいただいたんです。

他社サービスとの比較も行いました。価格的に WOVN さんより低コストのサービスなどもありましたが、最終的に WOVN.io を選択した理由は以下3点です。

1.1ページあたりの翻訳文字数に機能制限がなく、どんな長いページにも対応できる
2.複数ドメインを統合してサービス上で一元管理できる
3.操作ユーザを WOVN 側の管理画面で管理できる

特にユーザ管理について、アカウント発行 URL を各メンバーに共有することで、それぞれ登録できる点が良かったです。PayPay は情報セキュリティを特に気にしていますので、サイト管理者が各メンバーのパスワードを把握できてしまうリスク、メンバーにメール等でパスワードを伝えなければいけない状況を回避することにもつながりました。

 

英語でのアプリへの客数は、WOVN.io 導入後 6 %アップ

paypay_slide2WOVN.io 導入後、英語における Web サイトからアプリダウンロードへの送客数が WOVN.io 導入前後で 6 %程度上がりました。

ダイレクトな反響はそこまであるわけではありませんが、社内でも英語対応以前よりもプレスリリースの情報が浸透してきていると感じています。

WOVN.io 導入は思ったよりも工数が少なく済みました。各ページ編集することなく、Google タグマネージャー経由で JavaScript タグを埋め込めたのですごく手軽でした。たまに、広告の情報を読み込んでしまったり、長いページの動作が鈍くなったりと不具合が生じた場合や、実際に WOVN.io を利用した担当者からの要望などを WOVN サポートチームに投げた際にも、すぐに返信をいただけるので WOVN.io のサポート面も助かっています。

もし WOVN を使っていなかったら、プレスリリースの多言語化など考えられず、アプリを紹介する静的ページを数ページ用意する程度に留まっていたのではないかと思います。ただそれですと、アプリの Web ビュー実装の際に不便なことと、今後言語を追加する可能性を考えますと、都度ページを増やしていくのは非効率的なので避けたかったですね。

 

WOVN.io の導入により、英語対応の作業負荷を分散することが可能に

通常日本語のページをアップロードするとなると、フロントエンドエンジニアが CMS 上からページをアップロードする必要があります。これは社内の誰でもができるわけではないので、社内からきた修正依頼や作成依頼をページに反映しています。これを英語版も同じフローで進めると負担が大きくなってしまいます。

ですが今回 WOVN.io が導入されたことで、フロントエンドエンジニアが日本語ページの更新情報を反映した後、各自が WOVN.io 上で気になった箇所の英語修正を行っていただくフローを構築できたので、作業者を上手く分散できるようになりました。WOVN.io での操作はデザインやタグの知識があまりない社員でも作業がしやすいので、デザイナーリソースのひっ迫を回避できました。

中でもライブエディター機能は本当に直感的に使えるので、普段ページを編集しない部署のメンバーも簡単に使用できるので、すごくやりやすいと思います。

あとは、辞書登録もとてもわかりやすいです。一度行った修正がずっと反映されるので、他の WOVN.io ユーザーにもなるべく使ってほしいなと思いますね。

 

WOVN.io を活用しながら、決済を通じてより多くの方の生活を豊かにできるサービスへ

今は重要なページを先行して英語対応している状態なので、まずは他のページの英語対応も進めていければと考えています。言語の追加なども追々考えていきたいですね。

PayPay は、キャッシュレス決済サービスとしてスマートフォンアプリを提供していますが、私たちは決済機能で終わらせず、スーパーアプリになりたいと以前からお伝えしています。ただ決済ができるだけでなく、プラスアルファで例えばご飯が注文できたり、お金が借りられたり、投資の疑似体験ができたりと、決済を通じて皆さんの生活を豊かに便利にしていくサービスにしていきたいと考えています。

加えて多言語対応することで、より多くの方に使ってもらえる機会になってきていると思いますので、これからも WOVN.io を活用させていただきながら情報発信していきたいと思います。

(取材日:2021年9月)

■WOVN.io を導入いただいた Web サイト

サービスサイト
URL:https://paypay.ne.jp/
※外部サイト へ移動します

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PayPay株式会社

https://paypay.ne.jp/

国:日本

業種:金融

企業規模:非公表

QR・バーコード決済サービスのスマートフォンアプリ「PayPay」を運営。2018年10月にサービスを開始。これまでに「100億円あげちゃうキャンペーン」など大々的なキャンペーンを行い、サービス開始からわずか4ヶ月で400万人のユーザーを獲得。2021年9月時点では、4,200万人のユーザーと、344万カ所の加盟店を持つ。

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生川 昌樹さん

事業推進統括本部 マーケティング本部 プロモーション部 WEBコミュニケーション リーダー

趣味:エアーブラシによる塗装。ノート PC やスマホケースなどの塗装など。

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