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公開日:

5言語対応により、海外からの UU 数は185%増加。多言語サイトは、海外での製品認知度をあげるための重要なチャネルとして活用

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課題

  • 言語ごとに発信している情報量に差があった

  • 言語ごとにシステム構築しており、またすべて人力による翻訳を行っていたため、多言語対応に多くの手間がかかっていた

  • 海外において、企業名だけではなく製品機能自体の認知度を高めたかった

解決策

  • 機械翻訳と用語集を活用した自動翻訳により、スピーディな5言語対応を実施

  • ピボット翻訳機能を活用し、一定の翻訳品質とスピードを担保した多言語対応を実現

結果

  • 多言語サイト運用にかかる社内リソースを大幅に圧縮

  • WOVN.io 導入前後を比較したところ、海外からの UU 数は185%増加

  • 海外における様々な PR 施策のチャネルとして多言語サイトを活用できるようになった

マテリアル・住宅・ヘルスケアの3つの領域においてグローバルで事業を展開している大手総合化学メーカー「旭化成」。今回 WOVN.io を導入し、エンジニアリングプラスチック製品サイトを5言語対応しました。従来抱えていた多言語サイト運用における課題を解決しながら、言語数拡張やサイト内コンテンツの充実化を図ったことで、海外からの UU 数が185%増加した、というお話をお伺いしました。

目次

「質の良い問い合わせを増やす」ため、サイト内コンテンツの充実化と多言語でのスピーディな情報発信が求められていた

奥:
我々デジタルマーケティングチームは、事業部の支援を行っています。そのため、「質の良い問い合わせを増やし利益に貢献すること」を一番の目標に掲げています。

Web サイトを起点として最終的な受注までの流れをご説明しますと、まずエンジニアリングプラスチック製品サイトへお客様からお問い合わせをいただきます。そこから営業担当者がお客様の要望をヒアリングし、開発が始まり、製品の性能にご納得いただけた後、ようやく受注となります。製品により開発期間は異なりますが、商談開始から受注までのリードタイムは、2〜5年程度かかります。自動車用製品については、数年後のモデルに対して製品開発を行っていくサイクルですので、開発期間が長いテーマでは最終的に10年ほどかかるものもあります。

このように、常に数年後を意識した製品のデジタルマーケティングを行っているため、既存・潜在顧客がサイトを訪れた際に、最新情報をすぐにキャッチアップできる環境を作らなければなりません。他社との差別化のためには、製品の性能をどこまで PR できるかが重要となるので、サイト内のコンテンツ量を充実させなければなりませんし、ターゲット企業は世界中に存在するため、多言語での情報発信も求められています。エンジニアリングプラスチック製品サイトは、「多くの情報量を・スピーディに・多言語で情報発信できるサイト」として運用していく必要がありました。

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旭化成という企業名だけではなく、エンジニアリングプラスチック製品自体の認知度も高めたい

奥:
エンジニアリングプラスチック製品は海外にも販売拠点がありますので、以前から日本語・英語・簡体字の3言語で情報発信を行っていました。まず日本語で情報をアップデートし、それをもとに英語と簡体字へ翻訳した後、それぞれのサイトで情報を更新する運用でした。

従来の多言語サイト運用では沢山の課題がありましたね。まず言語ごとにシステムを構築していたうえに、すべての翻訳作業を人力で行っていたので、日本語以外の言語での情報更新にはすごく手間がかかっていました。また、英語はしっかりと手を入れて翻訳していましたが、リソースの兼ね合いから簡体字は必要最低限の対応というように、言語ごとに情報量や翻訳品質にもばらつきが出ていました。

弊社は海外に比べて日本での認知度が圧倒的に高く、日本語ユーザーからのサイト流入数が特に多いこともありますので、日本語での情報更新を優先せざるを得ない状況でした。本当なら英語や簡体字でも日本語と同じ情報量をタイムリーに発信したいという思いがありつつも、多言語対応にあてる社内リソースもなく、後回しになっている状況でした。

ですが、今後は欧州、北米に加えて東南アジアや中国でのエンジニアリングプラスチック製品販売を一層強化していくにあたり、「旭化成という企業名だけではなく、エンジニアリングプラスチック製品自体の認知度を高めていきたい」、「海外の新規顧客の獲得に向けた現地語対応を促進したい」という思いから、今回 WOVN.io を導入して5言語対応を行いました。


海外からの UU 数は185%増加。海外拠点からも、多言語情報発信でのポジティブな反響が集まった

奥:
WOVN.io を導入する決め手となったのは、やはり「サイト多言語対応のスピーディさ」でした。翻訳の一元管理や機械翻訳と用語集機能を活用することで、一番の課題となっていた言語ごとのシステム構築・改修の手間と翻訳作業の手間が解消されました。今は、ピボット翻訳機能*を活用して、英語の翻訳情報をもとに他の4言語(簡体字・繁体字・ベトナム語・タイ語)に展開しているため、一定の翻訳精度も担保できています。以前に比べて、対応言語数が5言語へと増えたにも関わらず、日本語と同じ情報量でタイムリーに情報発信できるようになったことで、多言語サイト運用にかかる社内リソースも大幅に短縮できました。

WOVN.io を導入して数ヶ月が経過しましたが、多言語で発信できるコンテンツ量が増えたことで、全体の流入数も増加しました。特に海外からの UU 数は、185%増加しました。海外拠点からも、新たに多言語対応したページを販売エリアでもっと PR していきたい、現地社内での情報共有に役立てたい、という嬉しい反響が集まっています。

*ピボット翻訳の詳細はこちら:https://mx.wovn.io/product/detail/pivot-translation 
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5言語対応した製品サイトを、海外の PR 施策の重要なチャネルとして活用

上久保:
多言語サイト運用を進める中で、ライブエディター機能がすごく便利な機能だなと感じました。実際の画面を見ながら「この部分の翻訳を修正したい」が一目でわかるので、よく利用しています。システム系に詳しくないメンバーでも簡単に使いこなせています。

また、年々 Cookie 規制が厳しくなってきている中で、導入時の Cookie 規制に関する設定が複雑ではありましたが、WOVN のカスタマーサポートチームとのやりとりがスムーズに行えたことで、早期に解決することができました。
もしサポートページの説明のみだったり、メールでしかやりとりができなかったり、という状況だったら導入ももっと大変だったと思います。その点 WOVN さんは、導入して終わりではなく、サイトがローンチして運用が軌道に乗るまでの間、密にコミュニケーションをとりながら伴走していただけたので、非常に助かりました。

奥:
海外では各地域・各拠点にあわせた SNS 等での PR 施策を行っているのですが、多言語で発信できる情報量が増えたことで、より色々なコンテンツを PR できるようになりました。多言語サイトは PR 施策の重要なチャネルとして活用していけたらと思います。また今後は、特定のページをブラッシュアップしながら、よりターゲット企業の目に留まるような多言語サイトを構築できたらと思います。

(取材日:2023年10月)


■WOVN.io を導入いただいた Web サイト
旭化成 エンジニアリングプラスチック製品サイト
URL:https://www.asahi-kasei-plastics.com 
※外部サイトへ移動します

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旭化成株式会社

https://www.asahi-kasei.com/jp

国:日本

企業規模:1,001名〜

1922年に創業し、マテリアル・住宅・ヘルスケアの3つの領域においてグローバルで事業を展開。「世界の人びとの“いのち”と“くらし”に貢献します。」という企業理念のもと、旭化成グループの多様な製品や技術・サービス、人財を活かし、持続可能でクリーンな環境・エネルギー社会と、健康・快適で安心な長寿社会を実現するべく、イノベーションを生み出している。

 

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奥 ひかり さん

モビリティ&インダストリアル事業本部 戦略推進部 マーケティング室 デジタルソリューショングループ
課長
趣味:ゴルフ、映画鑑賞

 

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上久保 明美 さん

デジタル共創本部/CXトランスフォーメーション推進センター/CXシステム推進部/Webマーケティンググループ
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